ピカチュウが人気の理由
ポケットモンスター、通称「ポケモン」と言えば、具体的には知らなくとも真っ先に思い浮かぶのが、「ピカチュウ」である。
原作がゲームであるポケモンの中で、その1匹にしか過ぎなかったピカチュウ。
しかも進化したライチュウやその他強いポケモンが多くいる中で、戦闘力的にはだんだん力負けしてしまい、役に立たないこともままあった。
しかし、今やポケモンと言えばピカチュウこそ作品の顔であり、ポケットモンスターというコンテンツの立役者である。
ネズミのキャラクターでは「ハハッ」と笑うあのキャラクターに続いて2番目に世界で有名である。
今回はなぜピカチュウが人気になれたのか、当たり前のことばかりにはなるが、改めて書いてみようと思う。
- 理由①かわいらしいデザイン
- 理由②かわいい声
理由①かわいらしいデザイン
この要素はピカチュウについて述べるうえで外せない。
初代ポケモンの中でも特徴的なまん丸い瞳と赤い頬が、ピカチュウのフォルムも相まってかわいらしさを演出している。
初代だけで言えば、ライチュウはピカチュウの進化系ということもあり、頬袋とまん丸い瞳を持つ。
ピカチュウの成長であるライチュウもかわいらしさはあるが、頬の色も赤ではなくなり、フォルムもピカチュウの「ちょこん」といるたたずまいに比べてかわいさでは負ける。
赤い頬だけで言うならバリアードもいるが、あちらはかくかく?しており、かわいらしさというよりピエロの様なおちゃらけた感じを醸し出している。
ピカチュウとはアニメや漫画などに登場する、美少女やかわいい赤ちゃんなどの様に「人を引き付ける小さいフォルム」と、「赤い頬」、「まん丸い瞳」の3種の神器を備えた奇跡的なデザインをしているのだ。
理由②かわいい声
ピカチュウの声と言えば、大谷育江さんという女性の声優さんが当てているが、一回聞けば印象に強く残るほどかわいらしく特徴のある声である。
大谷さんはピカチュウだけでなく、名探偵コナンの光彦や、ワンピースのチョッパーなど様々なキャラクターを演じられている。
ゲームでもピカチュウの声は一瞬図鑑を確認するときに聞こえるが、それだけでは不十分、大谷ボイスがピカチュウの適役だと示されたのはやはりアニメ「ポケットモンスター」の放送だろう。
ただでさえかわいいデザインの黄色いネズミに、かわいらしい動作、そして大谷ボイス。
この3つの要素が加わった時、「ポケモンはピカチュウが登場する作品」へと徐々に主従関係を変えていったのである。
まとめ
ピカチュウが人気な理由は、奇跡的なかわいいデザインとアニメでのかわいい大谷ボイスがミックスされたから。
もはやここまで人気になると、ポケットモンスターのピカチュウではなく、「ピカチュウの登場する作品がポケモン」という逆転現象が起きてしまっているかも。
正直かわいらしさで言えば、世界一のネズミ(モチーフの)キャラクターである。