メタルギアソリッドにおけるダンボールとは?
ソリッド・スネークをはじめとしたスネーク一族の相棒であり、メタルギア(MSX版)よりスネークを支えてきた潜入任務の必需品である。
今回はスネークの相棒であるダンボールについてシリーズごとにその活躍を簡単まとめてみることにした。
- メタルギア(MSX版)
- メタルギアソリッド1
- メタルギアソリッド2
- メタルギアソリッド3
- メタルギアソリッド ポータブル オプス
- メタルギアソリッド4
- メタルギアソリッド ピースメーカー ウォーカー
- メタルギアライジングリベンジェンス
- メタルギアソリッド5 ファントムペイン
メタルギア(MSX版)
メタルギアの歴史にダンボールが初めて登場した瞬間である。
当然の機能としてダンボールに隠れることができ、敵の巡回や監視カメラからの追撃をかわすことができる。
そしてある条件を満たすとダンボール本来の使われ方をされつつ、スネークはある場所に出荷(運搬)されるのだった。
メタルギアソリッド1
今作からダンボールをかぶりながら移動が可能となる。
巡回中の敵に出会ってもダンボールさえかぶっていれば、敵はダンボール入りスネークを素通りするザル警備にしてしまうのだ。
また、スネークは無線でダンボールをかぶり任務をすることを(やや喜びながら)無線で語れるが、ナスターシャに対しては、彼女に逆にダンボールに関するうんちくを聞かされ苦笑いするしかないのだった。
メタルギアソリッド2
今作の主人公はスネークとは違い、ダンボール使いとしてはまだまだ未熟な雷電であった。
故に当初はダンボールの魅力素晴らしさに気づくことなく任務を行っていたが、ダンボールを装備してスネークに似た声の男「プリスキン」と無線をするとプリスキンは雷電にダンボールのすばらしさを語りだす。
ダンボールとは「敵の目を欺く最高の偽装。潜入任務の必需品。」であり、ダンボールを使いこなすことこそ、任務の成否を左右する存在である。
そして「愛情」をもってダンボールを使うことでダンボールも応えてくれると無線から熱く語るのであった。
この熱弁を受け雷電は目が覚め、ドン引きながらも、ダンボール使いへと覚醒したとかしないとか。
その一方で雷電がダンボールを粗雑に(あるところでこそこそ動き回るダンボールに向けて銃を乱射)扱った後に無線をするとなぜか?プリスキンは雷電に激怒するのであった。
ダンボールを侮辱した(できる)ことによって、雷電は他のメタルギアシリーズのキャラに比べて人気が出なかったといううわさもあるとかないとか(多分ない)
メタルギアソリッド3
ソリッド・スネークが主人公の今作でついに「なぜスネークがダンボールをかぶるか?」がなんとなく判明する。
ダンボールをかぶっているときにシギントと無線をするとその理由が語られる。
スネーク曰く、
「この箱を見ていたら無性に被りたくなった」
「被らなければならないという使命感を感じた」とのことで、スネークの本能がダンボールを求めていることが明らかになったのである。
安らぎ、人間のあるべき姿をダンボールに見出したスネークは、シギントにもダンボールを被ることを提案するも、これに対しシギントは「わかりたくない!」と強固に拒むのであった。
メタルギアソリッド ポータブル オプス
メタルギアの番外編的作品のこのゲームにもダンボールは当然登場し、敵をダンボールに箱詰めして無線で仲間を呼べばトラックまで運搬してくれる。
もちろんこれまでの使い方身を隠すためにも使える。
メタルギアソリッド4
今までのシリーズで登場してきた敵はダンボールによる素晴らしい偽装で、その目を欺くことができたが(状況によっては無理な場合もあるが)
無慈悲にダンボールに隠れるスネークを見破る無人機が現れたり、ダンボールのライバル的存在として?
ドラム缶が登場した。
ドラム缶はダンボールよりも頑丈でもちろん中に入ることもでき、ドラム缶で転がりながらアタックを仕掛けることもできる優れものである。
しかしながら、ダンボールはこれまで通りの使い方もできるし、何よりスネークはそれを被ることで精神状態を回復させることができ、ダンボールの優位性は失われることはなかったのである。
メタルギアソリッド ピースメーカー ウォーカー
メタルギアソリッド4の様な無慈悲なダンボール見破り無人機は消え去り、ダンボールのバリエーションや性能が引き上げられる。
なんとこれまで一人で被ることができたダンボールをペア(二人)で使うことのできる「ラブダンボール」(従来のダンボールより大きめ)が登場し、ダンボールを防壁として設置することで敵の弾丸をも防ぐ頑強さを誇る!!
もちろんダンボールを被っての体当たり「ダンボールアタック」もできる!!
極めつけはダンボール界の究極の姿を具現化した兵器、「ダンボール戦車」も開発することができるのだ。
このダンボール戦車、操縦士と砲撃手の二人乗りで、戦車なので?当然砲撃が可能で、通常弾、スタン弾、スモーク弾と弾の種類も使い分けることができる素晴らしさだ!!
この世紀の大発明に対し、スネークは「こいつを作った奴のところまで案内しろ。直接礼を言いたい」とべた褒めであった。
メタルギアライジングリベンジェンス
この作品でもダンボールの偽装効果は健在。
ライバルの?ドラム缶ともどもプレイヤーを陰から支える。
メタルギアソリッド5 ファントムペイン
ダンボールを被りながらしゃがんだり、立ち上がったり、ホフク移動ができるなどダンボールを被った状態でのアクションの種類が特徴的。
ダンボールにデコレーション?して迷彩ダンボールにしたり、グラビアチックな見た目にして敵を惑わせたりすることもできる。
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まとめ
吹けば飛ぶような紙でできたダンボール。
しかしスネークはダンボール愛でこれからも使い続けるであろう。
ダンボールの発展こそ人類の進化の軌跡なのだから。