昨今、将棋や囲碁などで人間のプロをAI(人工知能)が上回ったことは記憶に新しいが、コンピュータゲームにおいても人工知能は優秀だという。
画像出典:Youtubeより
グーグルの配下にあるDeepMind社のAI「DQN」(別にイカレテいるわけではない)は、
『Atari 2600』の格闘ゲームなどを複数プレーした結果、
その半数以上で、人間以上のスコアをたたき出したという。
感想
エミュータ機能を使って人間ではまねできないような、芸当をやってのける機械は、AI以外でもあるので、正直今さら感が個人的にはある。
(TAS動画などはその最たる例なのではないだろうか?)
もちろん、AI研究者はゲームを活用した機能の発展に真剣なのだろうし、人間を超えるのはもはや当たり前なのかもしれない。
(そもそもゲーム自体コンピュータゲームって言われるくらいで機械なのだから、ゲームで機械が勝つのは当たり前な気もする。)
それでも、「だからどうした?」と言いたいのが本音である。
ゲームは超人的なスコアをたたき出すことだけが目的ではない。
ゲームにおいて重要な事
アホみたいな遊び方をしてみたり、他のプレーヤーと交流を計ったりと「楽しむこと」が最も重要である。
確かに、AIに人間が負けているのは、少し悲しいし、悔しい面もあるが、それは時代の流れなのかもしれない。
将来いろんな面で、機械が人間を追い出すとも言われているが、ゲームの面でもその可能性は否定できない。
しかし、AIに人間のように「楽しんでゲームをする」ことができるだろうか?
AIに人間のココロや感情を持たせようと試みる研究者もいるそうだが、当面は実現不可能と言われている。
「ナンバーワンよりオンリーワン」というフレーズが最も似合うのはゲームではないだろうか。
ゲームでナンバーワンを目指したければ、チートを乱用したり、設定をいじくれば、簡単にできるだろう。
それで楽しいのであれば、別に良いが、物事はそう単純ではないのである。
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まとめ
・AIが人間を超えるスコアをゲームで叩きだすのも時代の流れ、仕方ない。
・しかし「ゲームを楽しむことができるのは人間だけである」AIにはマネできないし、AIと競い合う必要性もないのだ。
・ゲームは楽しんだもん勝ち