大人気軍隊系のアクションゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの第8作「メタルギアソリッドVファントムペイン」(PC版)で、
本来見れないはずの映像が誰でも見れるという事件が発生した。
しかし、核廃絶カットシーン自体は「ファントムペイン」がリリースされた2015年9月にデータ解析によって発見され、すでにYouTubeで公開されていたのだが、
今回は正攻法、普通のプレーでそれが解禁されてしまったことで販売元のコナミは慌てている。
そこで今回この核廃絶イベントアンロック事件について言われていることをまとめてみた。
【なぜ核廃絶カットシーンがアンロックされたのか?】
小島監督の置き土産
メタルギアシリーズは、長年小島秀夫氏によって監督されていたが、『メタルギアソリッド4』の製作を最後にコナミから追放されてしまったのである。
(メタルギアソリッドVファントムペインの製作にも小島氏は携わっていたが、コナミとの騒動の渦中であった)
コナミと小島秀夫氏の騒動についての詳細は↓を参照。

小島氏がメタルギアシリーズから離れた後もシリーズは続いていったが、次第に小島氏が製作していたメタルギアシリーズとはかい離したゲームとなっていった。
しかし、「メタルギアソリッドVファントムペイン」での核廃絶イベントは小島氏の想いが詰まっているいわば最後のメッセージとも言えるのではないだろうか?
アンロックされた直接の原因は「ハッキング」?
「メタルギアソリッドVファントムペイン」はオンラインでもプレー可能であるためやはりこのイベントがアンロックされたのはハッキングによる可能性が高いとされている。
今回のイベントですべてのプレイヤーの核を廃絶することに成功させるには
2018年1月時点で確認されている7500発の核をすべて消し去らなければならない。
しかし、決して規模の小さいゲームではないため、一瞬ですべてのプレイヤーの核がなくなるという事はまずありえないことである。
そのため、ハッキングによって『核が意図的に大量生産され、カンストしたことで核の所有数が0になった』⇒核廃絶イベントアンロック公開
の可能性が高いそうである。
もしかしたら(コナミを追い出された)小島氏の意図を汲んだ?プログラマーなどが意図的にゲームに仕込んだ仕掛けかもしれないし、
ハッキング自体は良いとは言えないが、核廃絶のメッセージ自体は戦争がテーマであるこのゲームだからこそ公開される意義はあると言えるのではないだろうか?
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【まとめ】
・核廃絶カットシーンは本来見られないイベントだが、小島氏の置き土産なのか、ハッキングによって公開された可能性が高い。
・核廃絶自体は非常に意義のあるメッセージだし、手段は良いとは言えないが訴えていかなければならないことである。